ここには、天体望遠鏡を使用した私の経験をもとに、人から聞いた話も
いくらか交え(その部分はその旨明記)、性能や使い勝手等について評価
します。ご参考になりましたら幸いです。
・BORG 125ED F6.4
・ 125ED F2.8
・ 100ED (まだ評価はありません)
・ 76ED
・ 45ED(ミニボーグ45ED)
・ EDスーパーレデューサー
・ 小型赤道儀
・タカハシ MT-200、JP
・ ε-300
・Pentax 105EDHF
・ MS-5
・アイピース
BORG 125ED F6.4
・ 直焦写真愛好家に人気の望遠鏡です。私も、メイン機として愛用し
ています。
・ 撮影では、フラットナー使用のF6.4と、スーパーレデューサー使用
のF4と、両方とも愛用しています。どちらも高性能です。私は4x5
の円形写野で撮ることが多いです。周辺(イメージサークル10cm弱)
まで、微光星が針で突いたようにシャープです。
・ 性能は、高価なフローライトやSDと比べるとやや落ちるという人
もいますが、所詮「やや」であり、十分な性能です。青ハロがほんの
少し出る場合がありますが、大きくはありませんし、むしろ私として
はもっと出て欲しいくらいです。ハロが嫌いな人にとっても、フロー
ライトとは僅かな性能差で、大きな値段差ですので、CP(コストパ
フォーマンス)は極めて高いと言えます。
・ この望遠鏡には、光軸調整機構が付いています。 私は以前、Nifty
のFSPACEに「光軸が狂いやすく、遠征の度に再調整する必要がある」
と書きましたが、最近のものは、光軸が狂いにくくなりました。私の
も、整備の際に新しいセルに交換してもらったのですが、それ以降、
一度も光軸調整していないのに、いつもドンピシャです。交換後の最
初の頃は、不安なので遠征の度に高倍率で光軸を確認していたのです
が、最近はやめてしまいました。年に一度くらい確認しますが、全然
狂っていません。
・ 眼視での使用は、頻度は少ないですが、高倍率でも低倍率でも良く
見えます。高倍率で色収差が出るという人もいて、確かにMT-200と並
べて見比べると少し色に気付くこともありますが(これは屈折望遠鏡
にとって非常に酷な評価方法です)、普段はあまり気付きません。よ
ほど性能にうるさい人でなければ問題ないと思います。よく、テレビ
を買うときに、電気屋さんで並んでいる時に見比べるとソニーと日立
と東芝が違って見えるけど、居間に1台だけあると結局どれでも良い
ってことがありますよね。それと似たようなものでしょう。少なくと
も私は、これとほとんど違いのない(ほんの僅かに良いかもしれない)
望遠鏡を、数倍の値段を出してまで欲しいとは思いません。むしろ、
その値段差で、20cmくらいの質の良い反射を加えた方が、有用なよう
に思います。ただし、望遠鏡は趣味のための製品ですので、価値観の
相違によるところが大きいでしょうか。
BORG 125ED F2.8
・ 望遠鏡というより、望遠レンズに限りなく近い製品です。そして、
望遠比(小型化)をあまり欲張らずに、描写性能を追求したものだと
思われます。
・ 写真性能は、とっても良いです。中判では、全く文句ありません。
デジカメ一眼レフでは、F2.8はピント調整がとてもシビアで、ピント
ピッタリの写真をまだ撮れていません。ベテラン諸氏に言わせると、
レンズの性能が悪い訳ではなく、もっと追い込めるそうです(^^;)。
なお、ナイフエッジの切れ味はとても良いですので、ピントをキッチ
リ合わせれば、デジカメでも良く写ることが期待されます。
・ 周辺減光(口径食)も、同クラスの他の写真レンズと比べれば、非
常に良好です(写真レンズは35mm用ですので、当然と言えば当然です
が)。ただしそれでも、中判では少し口径食があります。オプション
の絞りを使うと、全くフラットと言って良いくらいまで改善されます。
1/2段絞ってF3.3にすれば、中判には十分です。むしろ、F3.3では
明るすぎて、赤道儀に他の望遠鏡を同架していると撮れないです(露
出オーバーになってしまいます)し、光害がある時にもF3.3では明る
すぎることから、普段はF4程度に絞って使うことが多いです。赤道儀
にこれ1本だけ載せて低光害地で撮るなら、F3.3で良いでしょう(フ
ラットよりもスピード優先なら、もちろんF2.8開放で撮れます・・・
絞るのは、もっぱら周辺減光の補正のためであって、シャープネスは
少なくとも中判では全然変わった感じがありません・・・絞れば焦点
深度が深くなるため失敗は減るでしょうが)。
・ 残念ながら生産中止されています。中古も少ないと思いますが、も
し見かけたら、写真派諸兄にはお勧めです。中古の値段はよくわかり
ませんが、オリンパスの350mm/F2.8やニコンの400mm/F2.8よりは安く
買えるでしょうし(キャノンのFD400mm/F2.8とだと良い勝負かもしれ
ません)、改造しなくても中判が使えますし、改造した35mm用レンズ
よりは周辺像が良いです(オリンパスのみ、改造したレンズによる写
真を見たことがありません。ニコンは良く見ます。キャノンは自分で
も、中判用に改造した328と428を最多時で各2本<現在は各1本>、
所有しています・・・BORGを買って以来、キャノンの出番がなくなり
ました・・・キャノンよりもこの望遠鏡の方が、明らかに良く写りま
す)。 → 最近、ニコンのMFの400mm/F2.8が、ずいぶん安くなって
来ていて、キャノンのと似たような値段になっています。BORGよりも
ニコンの方が安いかもしれません。しかし、少なくとも天体写真性能
は、BORGの方が圧倒的に良いです。
BORG 76ED
・ 最初はガイド鏡用として買ったのですが、最近は自宅前で普段の日
にちょっと星を見るのにも愛用しています。
・ 星を見るのは、キャンプなどでじっくり見ることもありますが、普
段の日に、帰宅中に星がきれいだと感じたりして、自宅前でちょっと
だけ見たいってことも多いですよね。この望遠鏡は、後述の赤道儀と
合わせ、小型軽量で、設置が超簡単なため、「自宅前でちょっと」見
るのに最適です。
・ 特に、2003年の火星大接近の頃には、晴れれば毎日観望していまし
た。晴れる日が少なかったですが、こんなに頻繁に観望しても苦にな
らないのは、BORGならではと言えるでしょう。この望遠鏡と架台を入
手していなければ、こんなに頻繁には見なかったでしょう。そして、
これだけ頻繁に見ていると、日によって見え方が違うことがわかった
りして、楽しみが倍加されます。
・ 眼視性能は、他に同クラスの望遠鏡をあまり見たことがありません
ので比較しにくいのですが、特に問題を感じたことはありません。夏
でもシーイングのやや悪い日などは、惑星はMT-200より良く見えるこ
とがありますし、シーイングの良い日にはスキッとシャープに見えま
すので、基本性能は優れていると思われます。
・ 星雲を見ると、やはり口径が小さいですので、あまり見栄えはしま
せん。しかし、オリオンなどの特大クラスは、中倍率で一応細部を見
ることができ、双眼鏡とは差別化できます。後述の45EDでは星雲は辛
いですので、望遠鏡を1台だけ持つ人が万能的に使いたい場合、この
くらいが、大きすぎず、小さすぎず、ちょうど良いと思います。予算
があれば、10cmでも良いかもしれません。
・ また、この望遠鏡を観望で使う際には、レボルバー式接眼部を装着
しているのですが、これが優れものです。アイピースの交換が簡単な
のは当然として、最大のポイントはファインダーを兼ねる点です。私
は常々、望遠鏡にとってファインダーはとても重要だと思っているの
ですが、これはまさに最高のファインダーです。十字線が無いので、
最初は正確に導入できるかどうか心配でしたが、ちゃんと導入できま
すね。このレボルバー式接眼部は、プラスチック製でキャシャに見え
ますが、むしろ軽いため撓んだりはしません。逆に、軽いことが幸い
し、三脚や赤道儀を含む全体の揺れに影響しません。うまく考えられ
た設計だと思います。ただ、見かけが「いかにもプラスチック」です
ので、それで損をしている製品だと思います。
・ ガイド鏡として使う時、伸縮式の鏡筒の強度がちょっと心配でした
が、撮影結果で問題は生じていません。ただし、本機はサブのガイド
鏡ですので(メインは後述の105EDHF)、撮ったのは400mm程度までで
あり、あまり長焦点では撮っていません。なお、ガイド撮影では、接
眼部はレボルバーを外して、トミーテックの4点式オフアキシスを装
着しています。
BORG 45ED(ミニボーグED)
・ 超小型の望遠鏡ですが、金属製のしっかりした作りで所有実感があ
り、また、この大きさからは信じられないほど良く見えます。
・ この口径でほぼ限界の100倍前後で、観望していて違和感を感じ
ません。むしろ、普通は口径による限界まで上げてしまうと、シンチ
レーションの影響が大きく出ますので、それがないため、とても安定
して見えます。
・ 特に、シーイングの悪い日には、口径が小さいほどシンチレーショ
ンを拾いませんので、この望遠鏡が一番良く見えることがあります。
76EDやMT-200よりも良く見えるんですよ。まぁそれはやや特殊な状況
だとしても、普通程度のシンチレーションの日に、76EDには少し負け
ますが、十分に楽しめます。もちろん、シーイングの良い時の大口径
のような「すごい」見え方ではありませんが、大接近前後の火星や、
木星・土星などの大型惑星を、ちょっと見て楽しむには、十分な性能
です。月を見るには、お釣りが来ます。また、天体が主目的ではない
旅行などに持って行くにも、最適です。ただし、口径の限界近くまで
倍率を上げると、かなり暗くなることから、楽に見られる感じではあ
りません。楽に見るには、やはり口径に余裕のある、76ED以上の方が
良いでしょう。
・ 星雲は、この口径ではさすがに無理です。アンドロメダなどの大型
星雲を見ても、存在がわかる程度で、望遠鏡で見る意味がありません。
双眼鏡を使うべきでありましょう。散開星団は、良く見えます。球状
星団は、都内の、しかも街灯のある所では無理でした(暗いところに
行った時、球状星団を見るのを忘れてしまいました)。惑星の見え方
から推察するに、暗いところなら、球状星団も結構見えるだろうと期
待できます。
・ また、後述の小型赤道儀に載せて、ほとんど揺れないのも、大きな
メリットです。揺れという意味では、76EDよりも本機の方が楽に観望
できます。
・ 撮影レンズとしても良いという話を、良く聞きます。特に、バード
ウォッチングで、人気があるようです。私は、まだ撮影に使ったこと
はありません。
・ 人気商品であり、注文してもすぐに入手できないことがあります。
旅行等の予定がある人は、早めに確保しておくことをお勧めします。
BORG 金属鏡筒用EDスーパーレデューサー
・ 76EDなどの金属鏡筒シリーズに装着して、F4のハイスピードを実現
する、EDガラス使用の高性能レデューサーです。
・ 一眼デジカメ専用に、イメージサークルが小さい代わりに、非常に
シャープに設計されています。
・ 2004年5月のオーストラリア遠征で、知人所有の100EDに装着して撮
影しました。他の対物(76EDなど)では未だ使用していません。
・ 使用感としては、合焦確認のための短時間露光では、設計方針どお
り非常にシャープで、隅々までキリッとした気持ちの良い星像です。
・ 実際の作例では、シンチレーションやガイドの影響を受けるため、
評価が難しいのですが、合焦のためのナイフエッジの切れ味が、カメ
ラメーカーのレンズとは全然違います。カメラレンズでは恒星のピン
ぼけ像がじんわりと切れていき、レンズの波面収差が見えてしまいま
すが、このレデューサーでは瞬間的にスパッと切れます。レデューサ
を付けていない望遠鏡と、ほぼ同等です。中心以外も見てみましたが
(わざわざ見た訳ではなく、最初は中心に導入できていなかったため
です^^;)、切れ味は同じです。このように、撮影結果で見るよりも、
ナイフエッジの切れ味で見る方が、他の要素が入らず、しかもわずか
な収差を拡大して見られるため、レンズの評価を厳しくできるように
思います(ただし、この方法で確認できるのはシャープネスだけです
が)。
BORG 小型赤道儀
・ 自宅前でちょっと見るのに最適な赤道儀です。私の知る限り、こん
なに設置が容易で使いやすいのは、世界随一でしょう。
・ 76EDのところに書いたこととやや重複しますが、望遠鏡に求められ
る性能には、よく見えること、風があっても安定していることなども
ありますが、普段の日にちょっと使うために簡単に設置できることも
性能のうちです。よく見える(口径が大きい)ことや安定性は、「重
い」「設置が面倒」といったデメリットに直結します。設置が面倒で
ないことは、頻繁に使う望遠鏡にとって、とても重要です。
・ 単に設置が容易というだけなら、経緯台も確かに容易です。しかし、
星が斜め方向に動くのに対し、経緯台では微動の方向が上下と左右で
すので、2軸を動かす必要があります。これでは、慣れた人が一人で
見る分にはまぁ良いですが(それでも観望への集中力はずいぶん削が
れます)、初心者向きとは言えませんし、他の人(特に子供)に見せ
てあげることはとても難しいです。赤道儀なら、極軸は「ざっと北の
方向に向ける」程度でも、1軸の調整だけでしばらくは見ていること
ができます。
・ また、この赤道儀は、ワンタッチで経緯台にもなります。地上を見
る時や、北の方角を見るときには、経緯台に変更すれば見やすくなり
ます。これも、他の赤道儀には真似のできない大きな特徴です。
・ 赤道儀の強度としては、やはり小型ですので、あまり頑丈ではあり
ません。私の機材でいうと、45EDを載せるには十分ですが、76EDでは、
ちょっと揺れます。といっても、ピント調整する時に気になる程度で、
見る時には許容範囲内です。10cmを載せたことはありませんが、かな
り揺れることが予想されます。この強度は、赤道儀自身の問題でもあ
りますが、それよりも写真三脚に載せていることの影響の方が大きい
かもしれません。しかし、写真三脚だからこそ、設置が楽なんですけ
ど。
・ なお、ガイド写真の撮影は、ほぼ無理だと思います(おそらくメー
カーでも、撮影に使うことは意図していないと思います)。しかし、
魚眼などの超広角レンズで1分程度の露出で星を点に写したいなら、
ツマミを回す加減さえ習得すれば、使えるかもしれません。
タカハシ MT-200、JP
・ もう長年愛用していますが、しっかりした作りで、とても丈夫です。
・ もっぱら眼視で使用しています。観望会などに持参すると、見かけ
が立派なこともあり、人気を博しています。
・ 見え味は良く、ミラーの精度は良いようです。しかし、ニュートン
としては結構高い方に属しますので、CP(コストパフォーマンス)
が良いかどうかは何ともいえません。
・ 光軸の調整は、しっかりした押し引きネジを使用しているため、楽
にできます。また、一度調整すれば、車で観測地まで何度も移送して
も、ほとんど狂いません(たまに微調整することがあります)。
・ 拡大撮影には、良く利用します。木星食でフォトコン入選実績もあ
ります。拡大撮影では、接眼部にかなりの負担がかかりますが、丈夫
にできていて、撓みで実害が生じることはありません。
・ 直焦では、レデューサーも持っているのですが、EOSでピントが
出ず、まだ撮影したことはありません。
・ ミラーの裏にある板に穴をあけ、早く冷えるように改造しました。
小さな穴ですが、かなり効果が実感できます。穴の部分の遮光は、難
しくありません。
・ JPは、赤緯のギアが低温でかなり固くなってきました。先日、自分
でグリスアップしましたので、改善されたかどうか・・・。
タカハシ ε-300
・ これを搭載できる赤道儀を自分では所有していないため、知人の別
荘で、ミカゲの大型赤道儀に同架してもらっています。
・ まだ、まともな実写には成功していないのですが、アイピースを付
けて覗くと、周辺までスッキリクッキリして気持ちいいです。ただし、
低倍率に限ります。
Pentax 105EDHF
・ ガイド鏡として使用しています。ガイド鏡として使うには、しっか
りした作りで、とても良いです。
・ 眼視に用いたこともちょっとだけあるのですが、良く見えました。
SDよりも色収差があるという人がいますし、そうでないと新型SD
を高く売る理由がありませんが、色収差はそれほど大きい訳ではあり
ません。こちらは、MT-200と並べて見比べるっていうのは、やったこ
とはありません。
・ 光軸調整が不要なのも良い点です。もっとも、BORGも、今は光軸調
整はほぼ不要になりましたが。
Pentax MS-5赤道儀
・ 最近入手しました。
・ 移動用としては最高の、天体写真家垂涎の赤道儀です。安定感、信
頼性はピカイチです。
・ 私のは初期の製品であるため、導入速度はあまり速くありません。
しかし、およその方向に向けておいて、その後電動で導入する分には、
遅くて困るということはありません。
・ 設営は、さすがに面倒です。また、ピラーが車内に格納しずらいで
すし、赤道儀を車内のどこに積むかによって走行中の車の姿勢が変わ
って来ます(高い位置に積むとカーブで大きくロールして恐いですし、
ワンボックス車で助手席に積むとアンダーステアが強く出ます)。も
っともこれは、この製品の問題というより、大型赤道儀に共通の問題
かと思います。下手に使いやすさを追求するより、安定性を重視する
のは、この赤道儀には合った設計方針だと思います。
アイピース(一部のみ)
・ PentaxXPは、惑星撮影や、月の強拡大撮影には、最高のアイピース
です。こういう撮影に興味がある人は、とっくにお持ちでしょうが、
もしもまだお持ちでないなら、すぐに望遠鏡店に走るべきです。新し
いXOとの比較は、していません。
・ ビクセンのLVWは、LVよりも、単に広視界なだけでなく、シャープ
ネスも優れています。太い部分が2インチ用スリーブを兼ねていて、
使いやすいです。
・ TeleView Nagler(初代)13mm は、エンドウ豆効果がとても大きい
ため、非常に暗い(目が暗順応しきった)所以外では全く使えません。
これは、タイプ2で改善されたと聞いています。私の20mmはタイプ2
で、焦点距離が違うので単純に比較できないのですが、エンドウ豆は
ほとんど出ません。
・ PanOpticは、あまり超広視界ではありませんが、コントラスト、周
辺像などが、最も良い部類に属します。
・ 笠井トレーディングのSuperWide30mmは、黄色の着色と、周辺像の
流れが気になります。ただし着色は、明るいところでアイピースだけ
見ると気になるものの、実際に夜に星雲を見るときには、ほとんど気
になりません。ただし、黄色いということは、目の感度が高い青い光
が減光していると思われますので、光量を損しているような気もしま
す(実害があるのかどうかは分光特性を調べないとわかりません)。
周辺像の流れは、高額アイピースの中では、かなり悪い方に属します。
しかし、見かけ視界90度という、超広視界の中でも特に広い視界です
ので、ある意味、仕方ないのかもしれません。
・ WideScanは、広視界ではありますが、視界の広さをあまり欲張って
いないためか、広視界アイピースの中では周辺像が良好です。また、
2インチではありますが、図体が小さめですので、双眼に向いている
と思います(普通入手できる双眼装置で2インチは無理ですが)。私
も、30mmは、双眼用に2本確保しています(これが使える双眼装置は
まだ持っていませんが ^^;)。
・ PentaxXL40mmは、眼レンズの周辺の筒を繰り出すことができますの
で、眼鏡不使用の場合でも目を(顔を)アイピースに押し当てること
ができ、観望しやすいです。見え味も良いです。
・ BORGのアイピース各種は、外側がプラスチック製のためオモチャの
ように見え、初めは使う気がしませんでしたが、使ってみたらレンズ
はちゃんとしたものでした。上記のTeleViewなどの数万円もする高級
アイピースには及びませんが、他社の数千円〜1万円台のケルナーや
オルソと同等の見え味で、値段が安く、しかも見かけ視界が広いです
ので、とてもお買い得です。さらに、プラスチック製で軽いため、接
眼部や架台への負担が軽く、携行にも便利です。
このほか、私が所有している望遠鏡等の一覧は、機材コーナーで紹介し
ております。
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