■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ □ □ ■ 米国西部、奇岩と峡谷の国立公園 第006号 ■ □ □ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ みなさん、こんにちは。hal-9000です。 本日は、モニュメントバレーをご紹介します。 モニュメントバレーの中の見所ポイントは、別の号で詳しくご紹介す る予定です。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ モニュメント・バレー・ナショナル・モニュメント 推奨度(初訪問者)★★★★★ 超お勧め 推奨度(ベテラン)★★★★★ まだ行っていないなら是非 感動度 ★★★★★ 美しい、格好良い、あこがれ 雄大度 ★★★★★ アーティストポイントが雄大お勧め 迫力度 ★★★★☆ あまり近くに寄れないので少し減点 奇観度 ★★★★☆ 奇岩もあります 穴場度 ★☆☆☆☆ ただし穴場ポイントはある模様 入園料 自動車 たしか$2.50だったと思いますが未確認 個 人 不明 筆者が行った時期:1989年06月 (園外でRVキャンプ) 2003年09〜10月(園内でRVキャンプ) 因みに2005〜6年は すぐ近くまで何度も来ました が、いずれも雨天等のため、素通りしました。 ───────────────────────────────── ┌─────────────┐ │モニュメントバレーについて│ └─────────────┘ 西部劇でおなじみの、典型的な荒野の光景です。 というのが一般的なモニュメントバレーの紹介文ですが、実は、ちっ とも典型的ではありません。 砂漠に、ビュートや、尖った岩、テーブル山などが点在しているとい う点では、確かに典型的な荒野の光景です。 ── 砂漠といっても、サハラ砂漠のような砂丘ではなく背の低い植 物が点々と生えています。 しかし、ここモニュメントバレーでは、そのビュートが、とても整っ た、きれいな形をしているのです。 こんなに、きれいに整った形をしている所は、たぶん他にありません。 ───────────────────────────────── (ご参考)岩の大きさによる呼び方の変化 ┌───────────┐ ┌───┐ ┌─┐ ┌┐ │ │ │ │ │ │ ││ ─┘ └──┘ └──┘ └──┘└─ Table Mountain Mesa Bute Rock テーブル山 メサ ビュート 岩 それぞれの境界は曖昧です。 特に「メサ」は、上記の全てを指す場合や、テーブル山〜ビュートあ たりまでを指す場合、テーブル山と同じ意味で用いる場合などもありま す。 ───────────────────────────────── ┌────┐ │アクセス│ └────┘ 下図の■の位置にあります。 図では位置が曖昧ですが、カイエンタ(ケイエンタ)からメキシカン ハット方面に行く163号線沿いです(160号線沿いではありません)。 SaltLakeCity ├┐ │├─┬─Rich┬────────┬─GreenR─70─┬─ ├┘ │ │ │ │ │ 89 ┌─┤ │ Moab 15 │ │ └Torrey───Hanksville │ Beaver ├─┘ │ │ 191 ├──┤ │ │ │ │ Pangch │ │ │ │ ├─── Escalante └───┬─Blanding CedarC─┤ │ │ / │ ├──Bluff StG───┤ MexHat │ / Kanab────Page──┐ ┌┘■ │┼ / └─┐ ┌┐│ Kaibeto Kayenta───┼─ LV └┬┘└┤ ┌┴─────┘ │ \ │ │ 191 \ ├TubaCity │ 93 ┌──┤ └───┬───────┼─ \ │ │ │ │ Kingman─┴─Flagstaff ───┴─────40─┴─ (道路番号入り) SaltLakeCity ├┐ │├─┬─70─┬─────70──┬───70───┬─ ├┘ │ 24 24 │ │ 89 ┌─┤ │ Moab 15 │ 62 └Torrey─24─Hanksville │ Beaver ├─┘ │ │ 191 ├─20┤ 12 95 │ │ Pangch │ │ │ │ ├─12─ Escalante └─95-┬95-Blanding CedarC-14┤ 261 │ / 89 ├─163-Bluff StG─-9─┤ MexHat │ / Kanab─89──Page─98┐ ┌163┘■ │┼ / 10 ┌┐│ Kaibeto Kayenta─160─┼─ LV └─-89A┘└┤ ┌┴160-─┘ │ \ │ 89 160 191 \ ├TubaCity │ 93 ┌-64-┤ └─264-┬──-264───┼─ \ 180 89 87 191 Kingman-40┴─Flagstaff-40──┴───40───┴─ ラスベガスからは、かなり遠いです。 グランドキャニオンの回でご紹介したノースリムへの道を通り(ただ し、ノースリムに寄らず、途中の風景もどうでも良いなら、カナブに上 がって89号線北を通った方が早いと思います)、ペイジ、カイビト(カ イベト)、カイエンタを経由します。 それよりも、距離は長くなりますが、南回りで、40号線、フラッグス タッフ、チューバシティ(テューバシティ)を経由した方が、時間的に は早いと思われます。 筆者は、日の長い6月の早朝にラスベガスを出発して、59+389号線経 由で、ノースリムに寄って、モニュメントバレーを目指したところ、日 没までに着けませんでした(かなり強行軍です ^^;)。 フラッグスタッフからだとだいぶ近くなりますが、わざわざフラッグ スタッフまで行った割には、さほど便利になりません。他にも、大きな 都市で「ここからなら近い」という所がありません。お金持ちは、飛行 機で行きましょう(^^;)。 途中の光景は、ペイジ付近は別にご紹介しますので、カイエンタ付近 から先だけお話します。 カイエンタ付近は、もうモニュメントバレーと同じような質の岩に囲 まれています。カイエンタの街の付近は、だいぶ広く(岩が遠く)なっ ていますが、その前後の道路は、両側が赤い岩に囲まれている部分が多 いです。 この付近は、岩の形が、さほど格好良くはありません。でも、時々、 車を停めて写真を撮りたくなるような岩もあります。 しかし、モニュメントバレーに行けば、もっとすごい岩がたくさんあ るのです。ここでは我慢して、写真は、たまに撮るだけにしましょう。 カイエンタの街は、さほど大きくありませんが、必要な店は十分にあ りますので、食料、ガソリンなどを補給しておきましょう。この先、店 が少なくなり、また物価が上がります。 カイエンタのバーガーキングには、戦時中の日本に関する展示が少し あります(この付近の住民が日本に出征した模様)。日本語で「日本を 侮蔑する意図は無い」というような説明がありました。 走り続けると、だんだん岩が尖ってきて、モニュメントバレーが近い ぞ、という高揚感を高めてくれます。 道路は一瞬だけユタ州に入り、右折するとまたすぐにアリゾナ州にな ります。 ───────────────────────────────── ┌───┐ │展望台│ └───┘ ゲートで小額を払い(たしか$2.50?、妙に安かった気がします)、 駐車場に入ると、眼前に有名な3つのビュートが聳え立っています。 聳え立っていると書きましたが、実は、駐車場やビジターセンターは 少し高いところにあるため、全体的には谷(バレー)を見下ろすような 光景です。その谷の中に、3つのビュートや、他の岩などが立っていま す。ビュートの頂上は、駐車場よりかなり高いですので、ビュートは見 上げる形になっています。 手前(展望台のすぐ近く)に、地層が縦になって剥き出しになった岩 があります。これを前景にして写真を撮るのが、定番の構図です。 ───────────────────────────────── ┌────────────┐ │ビジターセンター、案内所│ └────────────┘ ここは、普通の国立公園のビジターセンターと違い(国立公園ではな いので仕方ないかも)、非常に商業的な施設です。 売店が大部分を占め、あとはレストランがあるくらいです。 その代わり、おみやげ物を選ぶには、事欠きません。 一応、園内ツアーや宿泊のサポートをする、案内所もあります。 ツアーは、園内の定番コースを回る遊覧バスみたいなもの(ここは後 述ですが自分の車で行くこともできます)、定番以外の見所に行ってく れるものなどがあり、また個別にガイドを雇うことも可能です。 ───────────────────────────────── ┌──┐ │宿泊│ └──┘ 宿泊は、ユタ州側(163号線を渡ったところ)のグールディングと いう所にロッジやRVキャンプ場(自動車の中で寝ることを前提とした キャンプ場)があるくらいで、園内にはホテルらしきものが見当たりま せん。 園内にも、キャンプ場、RVキャンプ場はあります。 筆者は、昔行った時には事前にロッジを予約していき(しかし予約が 通っておらず、小型乗用車なのにRVキャンプ場で寝させられました)、 2回目は園内のRVキャンプ場に泊まりました。 園内といっても、自動車は一旦ゲートの外に出てから、キャンプ場に 入ります(そこから歩いて園内に入って来ることができます)。 園内のキャンプ場は、夜景写真、星景写真を撮るなど、夜間にも園内 に行きたい場合には便利ですが、設備がとても貧弱です。シャワーなど は、噴出口(小さな穴がたくさん空いた部分)が全部壊れていて、水道 の蛇口のように一直線に飛び出してくるお湯を頭からかぶりました(勢 いが強いので痛いです)。売店等も、夜間は開いていません。 夜間、園内に来る予定がないなら、ユタ州側のロッジ前のRVキャン プに行った方が快適です。 ───────────────────────────────── ┌───────┐ │バレードライブ│ └───────┘ 展望台から、谷に降りて、谷の中を1周するドライブコースがありま す。バレードライブと呼ばれています。 自分の車で行くなら、特に料金は要りません(入園料に含まれている イメージ)。 バレードライブに入るには、現地に行けばすぐにわかりますが、展望 台から谷を見て左手の方向に、下る道路があります。 舗装はされておらず、4輪駆動車用ということになっていますが、筆 者は、晴れた日ですが、普通のFR車、FF車で、何の問題もなく走る ことができました。 ただし、他の車がいると、砂埃がすごいです。なるべく、車間距離を 開けて走りましょう。しかし、あまりゆっくり走ると、後ろの車に迷惑 かも。 また、雨が降ると、路面がどうなるかわかりません。谷から展望台に 帰る道は上り坂であり、万一登れなくなると大変です。天気にはご注意 下さい。この地域は、いわゆる山の天気とは違い、さほど急変すること はありませんが、雨が降ると危険な場所が多いです(例えば、ペイジの 近くのアンテロープキャニオンでは、雨で多数の死者が出たため、最近 は遠くで雨が降っても立入禁止になります)。 さて、バレードライブに入ると、一気に高度を下げ、ビュートを本当 に見上げる形になります。 しかし、このビュートには、あまり近寄れません。 筆者は最初、このビュートを1周するのかと思っていたのですが、道 は徐々に、展望台から見て右の方向に進み、ビュートからは離れていき ます。 そして、谷を1周するコースがあり、途中に見所が点在しています。 バレードライブでの見所については、別便にてご紹介します。 ───────────────────────────────── ┌────────────┐ │バレードライブ以外の見所│ └────────────┘ 写真集や、案内所の壁などには、上記のバレードライブとは別の場所 にある、面白い岩やアーチなどの写真があります。 その場所を教えてもらおうと思ったのですが、案内所では教えてくれ ませんでした(何と言っているか良く聞き取れないのですが、ガイドを 雇わないといけないようです)。 次回の遠征までに、そういう情報を探しておきたいと思います。 場所によっては、ガイドが同行しないと、立ち入りができないのかも しれませんね(アンテロープキャニオンがそういう形式です)。 因みに、普通の国立公園では、ビジターセンターで場所を聞けば、ち ゃんと教えてくれます。 ── ただし、写真を見せて「ここに行きたい」といっても、担当者 が知らないことも多いです。一方、名称がわかれば、検索ができ るため、ほとんどわかります。 ───────────────────────────────── ┌──┐ │写真│ └──┘ 1989年の遠征の時の写真は、ネガ等が見つかりません(^^;)。 2003年の時には、モニュメントバレーの写真は主に買ったばかりのデ ジカメ(Fuji FinePix S2Pro)で撮ったのですが、メディア(マイクロ ドライブ)が帰宅中に壊れて(荷物の中で押しつぶされて)しまい、読 み出せなくなりました。 という訳で、写真がほとんどありません。 2003年に、フィルムで撮った写真が少しあるはずですので、探してお きます。 インターネットで、「モニュメントバレー」で検索すれば、たくさん 出てきますので、そちらをご覧頂いた方が良いかも(^^;)。 ───────────────────────────────── ┌──────────────┐ │国道からゲートまでの小さな店│ └──────────────┘ 国道163号から、モニュメントバレーの入口ゲートまでの直線道路 には、小さな売店がたくさん並んでいます。 おみやげ物等は、品揃えは少ないですが(概して高価な物、大きい物 がありません)、園内の売店よりも、こちらの方が安いです。 あと、簡単な食事を食べられます。筆者は、名前は忘れましたが、ハ ンバーガーを大きくしたみたいな、ちょっと固めのパン(油で揚げてあ るような感じ)に、ちょっとピリカラの肉と、たっぷりの野菜を挟んだ ものを食べました。ナバホ族の伝統的な食べ物のようです。 筆者は、商業的な施設よりも、こういう小さな店が好きです。いわゆ る判官贔屓という奴かも。 こうした売店は、ここ以外にも、国道沿いなどに時々あります。 ───────────────────────────────── ┌──┐ │禁酒│ └──┘ ここは、ナバホ族居留地です。 一般に「○○族居留地だから」といって、特別なことはあまりないの ですが、ナバホ族居留地は例外で、禁酒になっています。 お酒の販売が禁止されているだけでなく、持ち込んだお酒を飲むこと も禁止です。外国人だからといって、例外扱いはされません。 旅行の途中なら、持ち込むこと自体は禁止されていないと思いますが、 鞄から取り出したりしない方が良いでしょう。 もしもお酒を飲んだら、頭の皮を剥がれる・・・ということはないと 思いますが、ご注意下さい。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ┌────┐ │次号予告│ └────┘ 次回から数回で、モニュメントバレー内の見所ポイントのうち、主要 な場所を、2つほどご紹介します。 主要ではないものや、特定の岩などは、しばらく後にご紹介する予定 です。 ビジターセンター横の展望台も、主要ポイントの一つですが、今日ご 紹介してしまいましたので、次回からの見所紹介には含まれません。 間に小ネタを挟むことがあります。 この次にご紹介する国立公園は、グランドキャニオンの回で話に出た ザイオンにするか、筆者のホームグランドであるアーチーズにするか、 今のところ迷っています。 それ以外も含め、早く採り上げて欲しい国立公園などがありましたら、 リクエスト下さい。 ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ┌───────────────────┐ │米国西部、奇岩と峡谷の国立公園について│ └───────────────────┘ 米国西部には、グランドサークルと呼ばれる、奇岩、峡谷の多い地帯 があります。 ここには、鉛筆を立てたような岩、アーチやブリッジ(どちらも橋)、 大きな丸い岩が今にも落ちそうに高い所に乗ったもの、形の整った岩、 整っていない岩、空がほんのちょっとしか見えない深い峡谷、見事な絶 壁、雄大な景観などが、たくさんあります。 グランドキャニオンは有名ですが、アーチーズ、キャニオンランドな どは、日本では今一つ有名ではありません。また、国立公園以外の場所 にある面白い岩などは、「地球の歩き方」にさえほとんど載っていませ ん。そういう見所をご紹介します。 この地域は、とても面白いです。素晴らしい経験ができます。ぜひと も、日本人の訪問が増えて欲しいと願っています。 登録・解除はこちらから http://www.mag2.com/m/0000245249.html 過去の号はこちら http://blog.mag2.com/m/log/0000245249/ ホームページ:http://www.hal-9000.org 奇岩峡谷については準備中。 抽選で天体写真プレゼント実施中。この地域で撮った写真がたくさ んありますので、ぜひご応募下さい。 連絡先メール:mag@hal-9000.org ご意見、ご感想、ご質問は歓迎します。 必ずしも返信するとは限りませんので、ご了承下さい。 頂いたご意見等は、メルマガで紹介させて頂くことがあります。 ペンネームをなるべくご記載下さい。 間違いだらけの天体望遠鏡選び(姉妹誌) http://www.mag2.com/m/0000193166.html 天文趣味を始めてみよう(姉妹誌) http://www.mag2.com/m/0000193171.html 一日一問、難問ナンプレ(姉妹誌) http://www.mag2.com/m/0000193285.html ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■